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夏の思い出。

カテゴリは「昔話」やけど、そない昔の話ではない昔話。。。

10年ほど前でしょうか、大阪ミナミにあった、ミナミと言うか、むしろ難波。
国道25号線沿いに、「三六(サブロー)」と言う居酒屋さんがありました。
オープン当初はお二人で経営されていたのですが、1ヶ月も経たないウチに主導権を握っていた方がお店からいなくなりました。

残されたのは、とても人見知りで挙動不審な「まっちゃん」でした。
注文した時は、「あいよ~っ!」と威勢のいい返事を返してくれるのですが、普通に段取りが悪く注文受けてからアタフタアタフタ・・・、手を伸ばして上から物を取ろうとしたら、タッパーが何個もバサーッ!と落ちてきたり、コッチはそれを見たいからワザと無理難題を投げつけたりしてました。

メニューの種類も多く、色んな料理がメニューに載っているんですが、「本日のオススメ!」以外は「今日はちょっと・・・。」と断られる事しばしば。
やる気があるのかないのかな「まっちゃん」でした。

しかし、メニューには載ってないメニューに応えてくれるんです。
「インスタントラーメン作って!」とか、居酒屋やのに「アイスコーヒーちょうだい!」とかにはちゃんと応じてくれるんですわ。
支離滅裂やろー?と思いながら、出来上がったた出前一丁には具が全く乗ってませんでした。
「ちょー、まっちゃん!ナンボ何でもコレはないやろー?」と言うと、「じゃあ・・・、」と言って取り出したのは金箔
具なし出前一丁の上でヒラヒラ揺れる金箔!
「何で金箔やねーん!」と笑いながらカウンターから崩れ落ちながら問うと、
「他に何もなかったから・・・。」と。
「自分で提示してるメニューがほとんど無いクセに、何で金箔が店にあるねん!」と。
あんなに涙(モチロン笑い涙)を流しながらラーメン食ったのは初めてでした。

ほんでまっちゃんは「名札」を付けてるんです。
店員は自分一人だけやのに名札。
しかも名前の部分を彫って作るしっかりしたタイプの名札なんです。
よく見ると名前の上に小さい字で、別の文字も書いてありました。
「一人しかおれへんねんから、わざわざ『店長』なんて書かんでもエエんちゃう~ん?」と言いながら名札を見ると、そこに書かれていたのは『店長」ではなく、『長崎』でした。
名札の一般的に「店長」とか「主任」とかが書かれている場所に「長崎」なんて書いてるから、一瞬ワケがわからなくなって、「長崎って・・・?」て聞くと、「自分、長崎出身ですから・・・。」と。
「知らんがなーっ!」
それって何アピール?そらしょうでしょう、長崎出身でしょうよ。
山形出身の人が名札にワザワザ「長崎」なんて書かないでしょうよ。
でも、名札に出身地書くって聞いたことないで!?
しかし本人は至って普通のテンションで答えてるから、「ああ、こんな人なんやなー。」で片付けるしか、自分の頭の中を駆け巡る「?」を処理する方法が見つかりませんでした。

その後、ネタは満載やけど料理が満載でない店に足を運ぶ機会も激減し、風のウワサで閉店したと聞きました。
まっちゃん、今でも元気にしてるんやろか?

本日の1曲
Crazy Ken Band & 野坂昭如 「マリリン・モンロー・ノー・リターン」

まっちゃん・長崎・ノー・リターン。。。

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